レントゲンで異常なしなのに腰が痛いのはなぜ?検査の違いと次の相談先
レントゲンで異常が見つからなくても、痛みがないという意味ではありません。レントゲンは主に骨の状態を見る検査で、MRIなどとは得られる情報が異なります。ただし、異常なしだから筋膜が原因とも、すぐMRIが必要とも決まりません。
執筆:西荻窪FLAT整骨院
この記事は一般的な情報であり、診断を行うものではありません。
病院でレントゲンを撮り、「骨には異常がありません」と言われた。でも、椅子から立つと痛いし、仕事にも支障がある。「気にしすぎなのか」と不安になる方へ、検査結果と次の相談を整理します。
「レントゲンで異常なし」と「痛みの原因がない」は別
レントゲンは骨の状態を確認する検査で、骨折や配列の変化などの評価に使われます。一方、MRIは椎間板・靱帯・神経根などの軟部組織を評価する際に用いられます。[1] 検査によって確認する対象が異なります。
そのため、レントゲンの結果だけで痛みの理由がすべて分かるわけではありません。検査で何を確認し、どんな説明を受けたかを主治医に聞いてみましょう。
MRIを撮れば、必ず原因が分かる?
追加検査は全員に必要ではありません。NICEの腰痛ガイドラインでは、画像検査を一律に行うのではなく、専門的な場で結果が対応を変える可能性がある場合に検討することを勧めています。[2]
「撮っていないから診察が不十分」とは限りません。症状の経過、神経症状、診察での所見を踏まえ、検査の必要性を医師と相談してください。
筋膜の問題と決めつけてよいわけではない
FLATは筋膜を評価の軸にしていますが、画像に異常がないことを理由に「筋膜が原因」と断定しません。触れた感触だけで病気を除外することもできません。
腰痛では経過、痛みを増やす・減らす条件、感覚や筋力なども確認します。[1] 「何も映らなかったから、強くほぐして大丈夫」と考えず、今の症状に合う対応を選びましょう。
痛みが続くときは、生活のどの動作で困るかを整理する
- 座っていると痛いのか、立ち上がる瞬間が痛いのか。
- 腰だけか、お尻や脚に痛み・しびれもあるのか。
- どれくらい続き、前回の受診時から何が変わったか。
- 睡眠、通勤、仕事、家事のどこに支障があるか。
FLATで相談を受けるときも、この情報を出発点にします。痛みの点数だけでなく、改善したい動作を共有すると、何を確認すべきかが明確になります。
前の検査が異常なしでも、再受診したい症状
尿が出にくい・尿便を漏らす、股の間の感覚が鈍い、両脚の強いまたは進行するしびれ・筋力低下がある場合は、すぐに救急外来へ相談してください。[3]
発熱、意図しない体重減少、安静でも改善しない痛みや夜間の痛み、急な悪化も医療機関で確認したい症状です。[4] 以前の結果が異常なしでも、新しい症状をそのままにしないでください。
危険な症状がない場合は、できる活動を相談する
長く寝たきりにするより、痛みを増やす活動を調整し、できる範囲で身体を動かしていくことが案内されています。[1] ただし、医師から個別の制限がある場合は指示を優先します。
身体を動かすことと、痛みを我慢して運動を続けることは同じではありません。仕事や家事をどの程度戻すか、動作ごとに相談しましょう。
西荻窪FLAT整骨院で確認すること
FLATでは、腰だけでなく股関節や背中などの動きも確認し、施術前後で同じ動作を比較します。どこをどう触れるのかも説明し、変化が乏しければ方針を見直します。
医療機関での説明や検査結果があれば共有してください。必要な診察を受けながら、生活で困っている動きや身体の負担を相談できるよう、役割を分けて対応します。
よくある質問
異常なしなら、整体を受けても大丈夫?
検査結果だけでは判断できません。現在の症状と経過を確認し、必要なら医師に施術や運動の可否を相談してください。
薬で痛みが減っていれば、治ったということ?
痛みの変化だけで決めず、生活でできることや症状の経過も確認します。薬の変更・中止については、処方した医師や薬剤師に相談してください。
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